身を守る方法
雪崩の際の対策
雪崩の後の対策
その他のリソース
雪崩とは、大量の雪が山(一般的には30度から45度の斜面)を急速に下っていくことです。雪崩が止んだ後、雪はコンクリートのように固くなり、雪崩にさらわれた方々は掘って逃げることができなくなります。雪崩に巻き込まれた人は、窒息、外傷、低体温症などで死亡する可能性があります。
雪崩には次の特性があります。
人、新雪、風などが原因。
60~80MPHの速度で移動する。
最盛期は12月から3月。
雪崩から身を守る方法
雪崩を生き延びるための最も重要な行動は、雪崩が起こる前に行うことです。
雪崩のリスクを知る
お住まいの地域の雪崩の危険性について学びましょう。最近起こった雪崩や斜面の割れ目など、危険が増す兆候について積極的に学びましょう。30度以上の急斜面や急斜面の下など、危険性の高い場所は避けてください。危険な状況や雪崩の発生しやすい場所を認識できるよう、トレーニングを受けましょう。お近くの U.S. Forest Service Avalanche Center(米国森林局雪崩センター)からのアラートを受信できるよう、登録することをお勧めします。また、地域ごとに警報システムがある場合もあります。
雪崩の準備
頭部外傷から身を守り、エアポケットを作るには、適切な装備を用意する必要があります。窒息、低体温、外傷、ショックなどを認識し治療できるよう、応急処置のトレーニングを受けましょう。ヘルメットをかぶることで、頭部の傷害を軽減し、エアポケットを作ることができます。雪崩ビーコンを着用して、救助者があなたの位置を特定できるようにします。完全に埋まってしまうことを避けるのに役立つ雪崩用エアバッグを使用しましょう。他の人を救助できるように、折りたたみ式の雪崩探査機と小さなシャベルを携帯してください。
雪崩の兆候
雪崩の兆候や安全・救助用具の使い方を学びましょう。
道路では雪崩警報に従ってください。道路が閉鎖されたり、車両が路肩に停車しないように勧告されることがあります。
雪崩の際に安全を保つ方法
- 安全装備と救助用具を使用し、携行してください。
- パートナーや他の人が埋まってしまった場合は、9-1-1 に電話し、安全が確認されてから捜索を始めてください。
- 適切な訓練を受けている場合は、窒息、低体温症、外傷、またはショックについて他の人を治療してください。
雪崩からの帰還
低体温症の兆候と治療法を理解しましょう。
- 低体温症とは、体温が異常に低くなることです。
- 兆候:震え、疲労感、混乱、手指のふるえ、記憶喪失、言葉の不明瞭さ、眠気。
- 対策:暖かい部屋やシェルターに行きます。まず体の中心部(胸、首、頭、鼠径部)を温めます。乾燥した状態を保ち、暖かい毛布で包みます(頭や首も含む)。
- ビデオや電話を通じて、コミュニティとバーチャル的に連絡しあいましょう。不安やストレスを感じるのは、ごく普通のことです。体に気をつけて、気分が悪くなったら誰かに相談してください。